ロックショアの道具の中で、地味だけど一番手に取る回数が多いのがプライヤーかもしれません。フックを外す、スプリットリングを開く、PEを切る、ガン玉を潰す。1回の釣行で何十回も使います。
そして、地味なわりに一番なくしやすい道具でもあります。ぼくは磯で魚を外していたときに、手が滑ってプライヤーを海にポチャンと落としたことがあります。3回です。3回目のときはさすがに自分にあきれて、それから「プライヤーは必ず体とつないでおく」と決めました。
この記事では、ロックショアで使うプライヤーの選び方と、ぼくが実際に使ってきた中からおすすめを紹介します。
ロックショアのプライヤーは「錆びにくい素材」「16〜20cmの長さ」「スプリットリングオープナー付き」「落下防止コード」の4つを満たすものを選ぶ。最初の1本ならシマノ・ダイワの中価格帯で十分。
ロックショアでプライヤーを使う場面

ロックショアのプライヤーは、こんな場面で活躍します。
- 魚からフックを外す:青物は暴れるので、素手は本当に危ない
- スプリットリングを開いてフック交換:トレブルからシングルへの交換など
- PEラインやリーダーを切る:PEはハサミでも切りにくいことがある
- 曲がったフックやスナップを直す
- 根掛かりしたときのライン処理
特に大事なのがフック外し。青物のトレブルフックは、魚が暴れた拍子に手に刺さると本当にシャレになりません。フックが刺さったときの話は別の記事に書きますが、そもそも手を魚の口に近づけないために、プライヤーは必須です。
選び方は4つのポイント

| ポイント | 理由 | 目安 |
|---|---|---|
| 錆びにくさ | 海水と潮風で、普通の鉄はすぐ錆びる | アルミ・ステンレス・チタンコート |
| 長さ | 青物の口からフックを外すには長さが必要 | 16〜20cm前後 |
| スプリットリングオープナー | 先端でリングを開けるとフック交換が楽 | 先端に爪が付いているもの |
| 落下防止 | 磯で落としたら回収できない | コード・ホルスターが付属または取り付け可能 |
錆びにくさ
海で使う以上、錆びは避けられません。アルミやステンレス製のものを選び、使ったあとは真水で洗ってオイルを差すのが長持ちのコツです。安いプライヤーは数回で動きが渋くなってしまうことがあります。
長さ
ロックショアなら16〜20cmくらいが使いやすいです。短すぎると青物の口の奥のフックに届かないし、長すぎると細かい作業がしにくい。ぼくは18cm前後に落ち着きました。
スプリットリングオープナー
先端にスプリットリングを開くための爪が付いているものを選ぶと、フック交換がぐっと楽になります。ロックショアのルアーはリングも太いので、これがないと指が痛くなります。
落下防止
これがぼくの一番の反省点です。コイル状のコードでライフジャケットとつないでおくだけで、落としても海に消えることはなくなります。
ロックショア向けプライヤーおすすめ5選

ここからは、ロックショアで使いやすいプライヤーを5本紹介します。価格帯もいろいろなので、予算に合わせて選んでみてください。
パワー重視ならこれ
シマノ パワープライヤー ベント CT-562P
| 長さ | 185mm |
|---|---|
| 特長 | 先端が曲がったベント形状 |
| 向いている人 | 太いリングやフックをよく扱う人 |
先端が少し曲がっているので、魚の口の奥にあるフックにもアクセスしやすいプライヤーです。名前のとおりパワーがあり、ロックショアの太いスプリットリングも開きやすい。ぼくが今メインで使っている1本です。
※価格・在庫は変動します。購入前に販売ページで仕様をご確認ください。
軽くて錆びにくいアルミ
ダイワ アルミプライヤーα 200H
| 長さ | 200mm前後 |
|---|---|
| 素材 | アルミ |
| 向いている人 | 軽さと長さを両立したい人 |
アルミボディで軽く、錆びに強いのが魅力です。200mmと少し長めなので、青物のフック外しにも安心感があります。腰に下げていても重さが気になりにくいのもうれしいポイント。
※価格・在庫は変動します。購入前に販売ページで仕様をご確認ください。
国産の信頼感
第一精工 ホーミングプライヤー
| タイプ | SR・FNなど |
|---|---|
| 特長 | 日本製・用途別タイプあり |
釣り小物で定評のある第一精工のプライヤーです。用途別にタイプが分かれていて、スプリットリング用、フック外し用など選べます。日本製らしいかっちりした作りで、長く使いたい人に。
※価格・在庫は変動します。購入前に販売ページで仕様をご確認ください。
コスパ重視の1本目
ゴメクサス フィッシングプライヤー
| 素材 | ステンレス |
|---|---|
| 特長 | リングオープナー・PEカッター付き |
価格を抑えつつ、リングオープナーとPEカッターが付いているコスパのいいプライヤーです。カラーも選べるので、磯で落としたときに目立つ色を選ぶのもアリ。まずは1本、という人に向いています。
※価格・在庫は変動します。購入前に販売ページで仕様をご確認ください。
落下防止のコイルコード
第一精工 コイル巻尻手ロープ
| 用途 | プライヤーやフィッシュグリップの落下防止 |
|---|---|
| 特長 | コイル状で伸び縮みする |
プライヤー本体ではありませんが、ぼくが一番おすすめしたいのがこれです。コイル状のロープでプライヤーとライフジャケットをつないでおけば、手を滑らせても海に落ちません。3回落としたぼくが言うので間違いないです。
※価格・在庫は変動します。購入前に販売ページで仕様をご確認ください。
プライヤーを長持ちさせる手入れ
プライヤーは毎回海水をかぶるので、何もしないとすぐに錆びたり、動きが重くなったりします。ぼくは帰ったらこれだけやっています。
- 真水(できればぬるま湯)でしっかり洗う
- タオルで水気を拭き取る
- 関節部分にオイルを1滴差して、何度か開閉する
- 風通しのいい場所で乾かす
これだけで、何年も使えます。釣行後のほかの道具の手入れはタックル手入れの順番にまとめています。
磯でのプライヤーの持ち方

プライヤーは、すぐ取り出せる位置に付けておくのが大事です。ぼくはライフジャケットの右側にホルスターを付けて、コイルコードで胸元のDリングとつないでいます。
- ホルスターは利き手側:魚を押さえながら片手で抜ける
- コードは必ずつなぐ:ホルスターから抜けても安心
- フィッシュグリップと反対側に付ける:両手がふさがっても取り出しやすい
ライフジャケット選びはフローティングベストおすすめ6選も参考にしてみてください。
まとめ|プライヤーは「錆びない・長い・落とさない」
プライヤーは毎回使う相棒です。いいものを1本選んで、大事に使ってあげてください。
- 錆びにくい素材で16〜20cmの長さ:青物のフック外しに必要
- スプリットリングオープナー付き:フック交換がぐっと楽になる
- 落下防止コードは必須:磯で落としたら二度と戻ってこない
ぼくは今のプライヤーを使い始めてから、まだ一度も落としていません。コイルコード、本当におすすめです。



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