ロックショアを始めて1年。入門ロッドで何本か魚も釣って、だんだん自分の釣りのスタイルが見えてきた。そんなころに、ふと釣具屋さんのロッドコーナーで足が止まるようになります。
「そろそろ、2本目が欲しいな…」
ぼくもまさにそうでした。そして、2本目選びでかなり迷いました。もっと強いロッド?もっと軽いロッド?もっと長いロッド?カタログを見比べて、動画を見て、釣具屋さんで何度も握って。結局、決めるまでに3か月かかりました。
この記事では、入門ロッドから2本目にステップアップするタイミングと、2本目で何を重視すればいいのかを、ぼくの迷った経験も含めてまとめます。
2本目は「今のロッドで困っていること」を解決する1本を選ぶ。投げたいルアーが重くなったなら強いロッド、一日投げて疲れるなら軽いロッド。入門ロッドは予備や別の釣り用に残しておくと便利。
買い替えのサインはこの5つ
入門ロッドでも、ロックショアは十分楽しめます。でも、こんなことを感じ始めたら、2本目を考えるタイミングかもしれません。
| サイン | 原因 | 2本目に求めるもの |
|---|---|---|
| 大きなダイペンやポッパーが投げにくい | ロッドのパワーが足りない | MH〜Hクラスの強いロッド |
| 大型の魚に根に入られる | 魚を止めるパワーが足りない | バット(根元)の強いロッド |
| 一日投げると腕や腰が疲れる | ロッドが重い・バランスが悪い | 軽くて持ち重りしないロッド |
| もう少し飛距離が欲しい | 長さや反発力が足りない | 長め・反発の強いロッド |
| 狙いたい魚が変わった | ロッドの性格が合わない | ターゲットに合わせたロッド |
ぼくの場合は、1つ目と3つ目でした。ヒラマサを狙うようになって、大きめのダイペンを投げたいのに、入門ロッドでは振り切れない。しかも、重めのルアーを一日投げ続けると、翌日は腕が上がらない。この2つを解決できるロッドを探していました。
2本目で重視したいポイント

1. 投げたいルアーの重さに合っているか
一番大事なのはここです。ロッドには「適合ルアー重量」が書かれています。自分がよく投げるルアーの重さが、その範囲の真ん中あたりに来るロッドを選ぶと、扱いやすいです。
入門ロッドは、40〜60gくらいのルアーに合わせたものが多いです。2本目で大きなダイペン(80〜120g)を投げたいなら、それに合ったパワーのロッドが必要です。
2. 魚を止めるパワーがあるか

大型の青物は、掛かった瞬間に根に向かって走ります。そこで止められるかどうかは、ロッドのバット(根元)のパワーで決まります。ヒラマサやブリの大型を狙うなら、バットがしっかりしたロッドを選びましょう。
3. 一日使って疲れないか
ロッドの重さだけでなく、持ったときのバランスも大事です。同じ重さでも、先が重く感じるロッドは疲れやすい。リールを付けた状態で、手元に重心が来るロッドを選ぶと、一日投げても疲れにくくなります。
4. 長さ
ロックショアのロッドは、10ft(約3m)前後が基本です。足場が高い磯や、遠投が必要な場所では長め、足場が低い場所や取り回しを重視するなら短めが使いやすいです。
2本目におすすめのロッド
ここからは、2本目として選びやすいロッドを紹介します。入門ロッドより一段上の性能があって、長く使えるものを選びました。
入門の次の1本に
シマノ 25 コルトスナイパー エクスチューン(S100MH / S100H)
| 長さ | 10ft前後 |
|---|---|
| パワー | MH・Hなど |
| 向いている人 | ジグもプラグも1本で投げたい人 |
ショアジギングで定番のコルトスナイパーシリーズの上位モデルです。入門モデルより軽くて張りがあり、遠投性能も高い。ジグもプラグも投げられるので、「1本で何でもやりたい」2本目にぴったりです。
※価格・在庫は変動します。購入前に販売ページで仕様をご確認ください。
大型青物にパワーで勝つ
がまかつ ラグゼ ショアゴリラR(100XH など)
| 長さ | 10ft前後 |
|---|---|
| パワー | XH・XXHなど |
| 向いている人 | 大型のヒラマサやブリを本気で狙う人 |
名前のとおり、パワーに特化したロックショアロッドです。大きなダイペンやポッパーを投げて、掛けた魚を根から引きはがす力があります。大型青物を本気で狙うなら、選択肢に入れたい1本です。
※価格・在庫は変動します。購入前に販売ページで仕様をご確認ください。
プラッギングを極めたい人に
シマノ オシアプラッガー フレックスリミテッド
| タイプ | キャスティングロッド |
|---|---|
| 向いている人 | ダイペン・ポッパーでの青物狙い |
もともとはオフショア(船)のキャスティング用ですが、ロックショアで使う人もいる人気シリーズです。ルアーを操作しやすく、トップで青物を出したい人に向いています。磯で使う場合は、長さとパワーをよく確認して選んでください。
※価格・在庫は変動します。購入前に販売ページで仕様をご確認ください。
コスパのいいショアジギングロッド
ダイワ ドラッガー X(100MH など)
| 長さ | 9.6ft〜10ft前後 |
|---|---|
| パワー | MHなど |
| 向いている人 | ジグ中心で予算を抑えたい人 |
ダイワのショアジギングロッドで、手頃な価格で長さやパワーを選べます。入門ロッドと違う長さやパワーを試したいとき、2本目のサブロッドとしても使いやすいです。
※価格・在庫は変動します。購入前に販売ページで仕様をご確認ください。
ロッドとリールのバランスについてはロッド・リールの番手選び完全ガイド、入門ロッドについては入門ロッドおすすめ5選で紹介しています。
買う前に必ずやってほしいこと

ロッドは高い買い物です。後悔しないために、買う前にこれだけはやってほしいと思います。
- 釣具屋さんで実際に握ってみる:できれば自分のリールを持っていって付けてみる
- 自分がよく投げるルアーの重さを確認する:適合ルアー重量と照らし合わせる
- 今のロッドで困っていることを書き出す:それを解決できるロッドかどうか
- 磯で一緒になった人に聞いてみる:実際の使用感はとても参考になる
ぼくは、釣具屋さんで5本くらいのロッドを、自分のリールを付けて握らせてもらいました。カタログのスペックではほとんど同じなのに、握ったときの感じが全然違ったのが印象的でした。最後は「握った瞬間に、これで投げたい!と思ったロッド」に決めました。
入門ロッドは手放さない
2本目を買っても、入門ロッドはぜひ手元に残しておいてください。
- 予備ロッドとして:遠征や沖磯では、折れたときの予備が必要
- ジグ専用として:2本目をプラグ用、入門ロッドをジグ用に分ける
- 友達を誘うときに:初めての人に貸してあげられる
ぼくの入門ロッドは、今でもジグ専用として現役です。最初に魚を釣ったロッドなので、愛着もあります。

まとめ|2本目は「困っていること」から選ぶ
2本目のロッド選びは、楽しくて、悩ましい時間です。
- 今のロッドで困っていることを書き出す:それを解決する1本を選ぶ
- 適合ルアー重量・バットのパワー・バランス・長さを確認
- 入門ロッドは予備や専用ロッドとして残す
3か月悩んで選んだ2本目のロッドで、初めてヒラマサを釣ったときの感動は忘れられません。じっくり悩んで、自分だけの1本を見つけてください。


コメント