釣行記|秋の地磯で朝まずめワラサ。ボウズ寸前で拾った1本と反省点

秋の朝の地磯でワラサを手にして喜ぶアングラー 釣行記録

10月の第2週末、久しぶりに家から2時間ほどの地磯へ行ってきました。結論から言うと、ワラサが1本。ただ、内容はかなりギリギリで、反省することも多い釣行でした。せっかくなので、良かったことも悪かったことも、正直に書き残しておこうと思います。

当日の状況

項目状況
日付10月中旬の土曜日
天気晴れ、雲少なめ
風北東 2〜3m(追い風気味)
波0.5〜1m、周期短め
潮中潮。満潮が朝6時台、そこから下げ
水温前週より1℃ほど低下

前日の夜に予報を見て、「風も波も問題なし。潮は朝が満潮で、下げに入るタイミングがチャンスかな」と考えていました。予報の見方は天気・波予報アプリの記事で書いた通りです。

夜明け前に磯へ

夜明け前に地磯へ向かって岩場を歩くアングラーのヘッドライト

駐車場に着いたのは4時半。日の出が5時50分くらいなので、ちょうどいい時間です。車の中でラインシステムを最終確認して、ヘッドライトをつけて磯へ向かいました。

この地磯は、駐車場から20分ほど岩場を歩きます。暗いうちは本当に足元が見えにくいので、慎重に、慎重に。途中で一度、濡れた岩でズルッとして、ヒヤッとしました。スパイクシューズでもこれなので、暗い時間の移動は本当に気をつけないといけません。

磯に着いたのは5時過ぎ。先行者はいませんでした。週末なのにラッキー、と思いつつ、明るくなるまでの間に、足場の高さや波の這い上がりを確認しておきます。

朝まずめ、まさかの無反応

朝日が昇った磯で、静まり返った海に向かってキャストを続けるアングラー

5時半ごろ、空が白み始めたタイミングで1投目。ルアーは、ベイトが大きめなことを期待してマリアのラピード F160から。

…でも、反応なし。

10投ごとにルアーを替えて、ミノー→ダイペン→ジグと一通り探りましたが、まったく反応がありません。鳥も立たない、ベイトの気配もない。海は凪いでいて、静かそのもの。

6時半を過ぎて日がしっかり昇ると、正直「今日はダメかな」と思い始めていました。朝まずめに何もないと、心が折れそうになります。

ここでぼくがやってしまったのが、ずっと同じ方向に投げ続けていたことです。目の前に見える一番沖の方向ばかり狙っていて、少し右手の、岬の先端寄りの方向はほとんど投げていませんでした。これは後で大きな反省点になります。

潮が動いた瞬間にチャンスが来た

沖の潮目に沿って海面がざわつき、鳥が集まり始めた瞬間

7時を少し過ぎたころ。それまで鏡のようだった海面に、右手の岬の先から沖に向かって、うっすらと潮目ができ始めました。泡が一直線に並んで、海の色が少し変わっている。

満潮から下げに入って、潮が動き出したんです。

しばらく見ていると、その潮目沿いで、小さくパシャパシャと海面がざわつき始めました。鳥も2〜3羽、潮目の上を旋回し始めています。

「来た」と思って、すぐに潮目に向かってキャスト。ルアーはダイワのセットアッパー 125S-DR。少し潜るシンキングミノーで、潮目の少し下の層を引いてくるイメージです。

3投目。潮目を横切って、こちら側に引いてきた瞬間、ゴンッ!という重い衝撃。

ドラグがジジジッと出ていきます。家でドラグを7kgに合わせておいたので、慌てずにロッドを立てて、魚が止まるのを待ちました。足元に沈み根があるのは事前に確認していたので、寄せてきてからは少しドラグを締めて、根に向かわせないように一気に浮かせます。

5分ほどのやり取りで、足元まで寄ってきた魚は、70cm弱のワラサでした。波のタイミングを見て、ズリ上げで無事にランディング。思わず「よっしゃー!」と声が出ました。誰もいない磯でよかったです(笑)。

当日のタックル

この日使っていたタックルはこんな感じです。

道具使ったもの
ロッド10ftクラスのロックショアロッド(MHクラス)
リールシマノ ストラディックSW 6000HG
PEライン4号
リーダーナイロン 80lb を2ヒロ
ヒットルアーダイワ ショアラインシャイナーZ セットアッパー 125S-DR

この日のヒットルアー

ダイワ ショアラインシャイナーZ セットアッパー 125S-DR

ダイワ ショアラインシャイナーZ セットアッパー 125S-DR
タイプシンキングミノー
全長125mm
使った場面潮目の少し下の層

表層のミノーやダイペンに反応がなく、潮目ができたタイミングで投入しました。少し潜ってくれるので、潮目の下に入っている魚に届けやすいのがいいところです。飛距離も十分で、岬の先の潮目まで届きました。

※価格・在庫は変動します。購入前に販売ページで仕様をご確認ください。

この日のリール

シマノ ストラディックSW 6000HG

シマノ ストラディックSW 6000HG
番手6000HG
合わせたラインPE4号

ロックショアの入門〜中級者にちょうどいい、頼れるリールです。ドラグがスムーズに出てくれるので、ワラサの最初の突っ込みも落ち着いて対処できました。PE3〜4号を巻いて青物を狙うならこの番手がおすすめです。

※価格・在庫は変動します。購入前に販売ページで仕様をご確認ください。

朝イチに投げたルアー

マリア ラピード F160

マリア ラピード F160
タイプフローティングミノー
全長160mm

この日は反応がありませんでしたが、朝イチのサーチには欠かせないミノーです。大きめのシルエットで遠くの魚にもアピールできます。ベイトが大きい日にはこれで出ることも多いです。

※価格・在庫は変動します。購入前に販売ページで仕様をご確認ください。

締めて持ち帰り

磯の上でワラサを締めて潮氷のクーラーに入れるアングラー

釣り上げたワラサは、すぐに脳締めをして、エラを切って血抜き。神経締めもして、海水と氷を入れたクーラーで冷やしました。この処理をしておくと、家で食べるときの味がまるで違います。

その後も1時間ほど投げましたが、潮目が消えると同時に反応も消えて、9時に納竿しました。結果的に、チャンスは潮が動いた7時台の30分くらいだけでした。

家に帰って、翌々日に刺身と漬け丼でいただきました。ねっとりした脂がのっていて、最高においしかったです。捌き方はブリ・ヒラマサの捌き方の記事にまとめています。

今回の反省点

釣れたからよかったものの、振り返ると反省することがたくさんありました。

  1. 投げる方向が偏っていた:朝まずめの間、岬の先端方向をほとんど探っていなかった。もしかしたら、もっと早くチャンスがあったかもしれない
  2. 潮のタイミングを読み切れていなかった:「下げに入ったら」と考えていたのに、朝まずめの時間帯に集中しすぎて、潮の変化を待つ準備ができていなかった
  3. 暗い時間の移動でヒヤッとした:慣れた道でも、暗い時間は油断できない

特に1つ目は、釣れない人がやりがちな7つのことで書いた「同じことを続けてしまう」そのものでした。人に書いておきながら、自分がやっているんだから世話ないですね。

まとめ

今回の釣行で改めて感じたのは、朝まずめに反応がなくても、潮が動くタイミングにチャンスは来るということです。朝まずめに何もなくて帰っていたら、このワラサには出会えませんでした。

そして、チャンスは本当に一瞬です。潮目ができてから消えるまで、30分くらい。その間に正しいルアーを、正しい場所に投げられるかどうか。それを決めるのは、それまでの時間にどれだけ海を見ていたか、なんだと思います。

次は、投げる方向をもっと広く探って、潮の変化にもっと早く気づけるようにしたいです。また釣行記を書きますね。

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