ロックショアで釣れない人がやりがちな7つのこと|1年目のぼくもそうでした

磯に座り込んで海を見つめる、釣れずに落ち込んだアングラーの後ろ姿 初心者ガイド

道具は揃えた。動画も見た。ブログも読んだ。でも、釣れない。

ロックショアを始めて最初の1年、ぼくは本当に釣れませんでした。月に2〜3回は磯に通っていたのに、青物を手にしたのは1年目の終わりに一度だけ。それも、隣の人がナブラを見つけて教えてくれたおかげでした。

2年目からは少しずつ釣れるようになったのですが、振り返ってみると、1年目のぼくは「釣れない人がやりがちなこと」をほとんど全部やっていました。道具の問題ではなく、時間・場所・観察の問題だったんです。

この記事では、そんなぼくの反省も込めて、ロックショアで釣れない人がやりがちな7つのことを紹介します。一つでも当てはまったら、次の釣行で変えてみてください。

先に結論
釣れない原因の多くは「来る時間が遅い」「同じ場所・同じルアーで粘りすぎる」「海を見ていない」の3つ。道具を買い足す前に、行動を変えるほうが釣果につながる。

1. 磯に着くのが遅い

夜明け前の暗い磯に到着してヘッドライトで準備するアングラーたち

一番多いのがこれです。ロックショアの青物は、朝まずめに一番よく釣れます。日の出前後の1時間に、その日の釣果の多くが集中すると言ってもいいくらいです。

1年目のぼくは、日の出の時間に家を出ていました。磯に着いたらもう日が昇っていて、周りの人は帰り支度。そこから釣り始めて「今日も釣れなかったなあ」と言っていたわけです。今思えば、釣れなくて当然でした。

日の出の1時間前には磯に立っている。これだけで、釣れる確率はまるで変わります。

2. ずっと同じ場所で粘る

ロックショアの青物は回遊魚です。回ってくるルートにいなければ、何時間投げても釣れません。

もちろん、「ここは回ってくる」という実績のある場所で粘るのは一つの作戦です。でも、ベイトもいない、鳥もいない、潮も動いていない、という場所で何時間も投げ続けるのは、あまりいい作戦とは言えません。ぼくは今、「1時間投げて何の気配もなければ移動を考える」と決めています。

移動の判断についてはランガン術完全ガイドで詳しく書いています。

3. 同じルアーを投げ続ける

日が高く昇った昼間の磯で、ひとりだけキャストを続けるアングラー

お気に入りのルアーを1日中投げ続ける。これも1年目のぼくがよくやっていたことです。

青物は、日によって反応する層やスピードが全然違います。昨日トップで釣れたからといって、今日もトップで釣れるとは限らない。ぼくは今、「同じルアーで10投反応がなければ替える」というルールにしています。

ローテーションの基本は、表層→中層→底の順。ミノーやダイペンで表層を探って、反応がなければジグを沈める。これを繰り返すだけで、魚がいる層を見つけられる確率がぐっと上がります。

4. 海を見ていない

磯の上から双眼鏡で沖の鳥山と潮目を観察するアングラー

これが一番大事かもしれません。釣れる人は、投げている時間より海を見ている時間のほうが長い、と言われます。

  • 鳥が海面に突っ込んでいないか
  • 海面がざわついていないか(ベイトの群れ)
  • 潮目(泡やゴミが一直線に並んだライン)がどこにあるか
  • 潮がどっちに流れているか
  • 周りの人がどこで釣れているか

1年目のぼくは、とにかくキャストすることに必死で、顔を上げて海を見ることがほとんどありませんでした。2年目にベテランの人と一緒に行ったとき、その人が最初の10分間、一投もせずに海を見ていたのが衝撃でした。そして、その人が最初に投げた一投で、ワラサが掛かったんです。

ベイトの見つけ方は魚の気配を読む5つの手掛かりでまとめています。

5. 潮を気にしていない

潮が動いているときと止まっているときでは、魚の活性がまったく違います。満潮や干潮の前後で潮が止まると、さっきまでの反応がうそのように消えることもあります。

釣行前に、その日の潮汐(満潮・干潮の時間)を確認しておくだけで、「この時間は潮が動くから集中しよう」「この時間は止まるから休憩しよう」と、メリハリのある釣りができます。潮の読み方は潮の読み方完全ガイドを参考にしてみてください。

6. 飛距離ばかり気にする

「釣れないのは飛距離が足りないからだ」と思って、重いジグや遠投用のルアーばかり投げていた時期もありました。

もちろん、飛距離が必要な場面はあります。でも、実は足元や近距離で食ってくることも多いのが青物です。磯際まで追いかけてきて、ピックアップ寸前にガツン、ということも珍しくありません。

遠くに投げることばかり考えて、足元までしっかり引いてこない人は、意外と多いです。最後の最後まで、ルアーを丁寧に泳がせてあげてください。

7. 記録をつけていない

最後は、記録をつけることです。いつ、どこで、どんな潮で、どんなルアーで、何が起きたか。釣れた日も釣れなかった日も、メモしておくと、自分だけの「釣れるパターン」が見えてきます。

ぼくはスマホのメモに残していますが、防水の野帳に書くのも雰囲気があっていいですよ。1年分たまると、「この磯は南西の風の日にいい」「秋は潮が下げ始めたタイミングで食う」など、自分なりの答えが見つかるはずです。

海を見るための道具

ダイワ DN-8066 偏光グラス

ダイワ DN-8066 偏光グラス
レンズグレー系
向いている場面日中の潮目・ベイト・沈み根の確認

「海を見る」ために一番役立つのが偏光グラスです。水面のギラつきが減って、潮目やベイトの群れ、足元の沈み根が見やすくなります。1本目に選びやすい手頃な価格帯なのもうれしいところです。

※価格・在庫は変動します。購入前に販売ページで仕様をご確認ください。

釣行記録のおともに

コクヨ 測量野帳

コクヨ 測量野帳
サイズポケットに入るサイズ
特長硬い表紙で立ったまま書きやすい

表紙が硬く、立ったままでも書きやすいノートです。ジップ付きの袋に入れておけば、磯でも使えます。潮・風・ベイト・ルアー・結果をサッと書いておくだけで、釣りの上達がぐんと早くなります。

※価格・在庫は変動します。購入前に販売ページで仕様をご確認ください。

層を変えるためのジグ

メジャークラフト ジグパラ ショート

メジャークラフト ジグパラ ショート
タイプメタルジグ
重さ30〜60g前後

表層で反応がないときに、中層から底まで探るためのジグです。価格が手頃なので、根掛かりを恐れずに底まで攻められます。ルアーローテーションの「最後の一手」として、ケースに何本か入れておきましょう。

※価格・在庫は変動します。購入前に販売ページで仕様をご確認ください。

釣れる人がやっていること

夕方、釣れた青物を持って笑顔で帰り支度をするアングラー

逆に、よく釣る人がやっていることをまとめると、こうなります。

釣れない人釣れる人
日の出の頃に着く日の出の1時間前に着く
同じ場所で粘る気配がなければ移動する
同じルアーを投げ続ける10投ごとに層やルアーを変える
投げてばかりいる投げる前に海を見る
潮を気にしない潮が動く時間に集中する
遠くばかり狙う足元まで丁寧に引く
記録をつけない毎回メモを残す

こうして並べると、特別なことは何もありません。どれも、明日からすぐにできることばかりです。

まとめ|道具より先に行動を変える

ロックショアで釣れないとき、つい新しいロッドやルアーが欲しくなります。ぼくもそうでした。でも、本当に変えるべきだったのは、道具ではなく自分の行動でした。

  1. 朝まずめに間に合うように、日の出の1時間前に着く
  2. 投げる前に海を見る。鳥・ベイト・潮目を探す
  3. 同じ場所・同じルアーで粘りすぎない

この3つを意識するだけで、釣果は必ず変わります。1年目のぼくに教えてあげたいことばかりですが、この記事を読んでくれたあなたには、ぼくより早く1本目に出会ってほしいと思っています。

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